フック2

チャプター6
  フック会話の種類別
正しい感情コントロール方法

341

ここからは、会話実例を元にフック会話における、
感情コントロール方法について深く解説していく。
ポイントとなるワードに、その意図や効果を
記していくので、そのターゲットにだけ使う
という頭ではなく、どんなターゲット、どんな題材でも
活用できるものとして学んで欲しい。
そうすることで、会話の奥行き、引き出しが一気に増えるはずだ。

342

会話実例1)

岡田「じゃ、ずっと陸上?」
女「うんずっと続けてた」
岡田「凄いな、ガキの頃からやってたことを
続けるって言うほど簡単じゃないよね」
これまでのすり替えトークがあるからこそ、
意味のある褒めプット。ただ褒め一辺倒になってはいけない。
そしてこうした褒めプットを行うときは、しっかりと本質を捉える。
女「そうだねー」
岡田「1回も辞めようとか思わず?」
会話の振り方として、様々なパターンがあるが、相手が話しやすい誘導を考えて

343

振るようにする。会話が伸びない人は、振り方が下手。
女「いや思った思った笑なんども思った」
岡田「そうだよな?思うよね」
乗せる相槌。相手が話しやすい雰囲気を生む。
女「うん、だけど私の場合、親が監督だったから」

岡田「あ、そうなんだ」

女「そうそう、だから辞めるに辞められない?笑」
岡田「絶対許されないんだ」
復唱と同じ相槌だが、それをより強く具体的に言うことで
次、ターゲットが話しやすくなる。

344

女「うん、なんかもう選択肢にすらないというか」
岡田「あ、辞めるって行為がね」
相槌には相手が話していることを理解していますよ。という意味合いもある。
こうしたものが抜けると、会話は弾まない。
女「うん、辞めたいなとはいつも思ってたけど
本当に辞めるのは絶対にありえないというか」
岡田「いつも思ってたんだ笑」
語りが始まっても、時折笑トーンを入れる
そうすることで、雰囲気が維持される。
女「うん、いつも思ってた笑」
岡田「やっぱり練習辛い?」

345

女「練習も辛いし、やけるし、足も太くなるし」

岡田「そっちか笑」

会話を聞いている中でも、細かいところを拾い、
相槌で相手を楽にさせるように気を利かせる
女「そうそう」
岡田「え、でも今全然わかんないよ?」
女「うん相当頑張った笑」
岡田「必死に美白とダイエット笑」
女「そうそう笑絶対やかない」
岡田「そこで陸上魂が役になったのね」
ターゲットが頑張ってきたこと。自体はすり替えない。

346

このケースではそれでも何かしら実になって、今のこの人がある
という意識がベースにあるかどうかで、あなたの中に降りてくる言葉が変わる。
女「そう笑ほんとそうで笑もうコレと決めたら
絶対やり通す根性だけはみについた笑」
岡田「そうだよなガキのころからずっとだもんな」
女「うん、しかも親の言いなりでっていう笑」
岡田「そら根性つくわ、ブラック企業とかでもちゃんちゃらおかしいみたいな」
女「はー?甘いこと言ってるなよみたいな笑」
岡田「そうだよな笑あ、すごい見直した
見た目全然そんなじゃないのに、なんかね
一見、運動のうもかじってなさそうつーか

347

部活の奴ら鼻で笑いながらデートしてそうなのに」
褒めプット+ユーモアの組み合わせでのトーク。
褒め、褒めの一辺倒にならないように。バランスを考えて
女「どんな笑でも羨ましかったなー普通に過ごせる子達が」
岡田「あ、中高とかね」
女「そうそう!遊びたいなーとか思うけど
土日は大抵練習か試合みたいな笑」
岡田「その反動が、今、ね」

女「そう笑今きてる。」

岡田「お父さん?監督さんは」

女「そうそうお父さん」

348

岡田「今はなんも言わない?陸上復帰しないかとか」
女「もう言わないよ笑一度凄い喧嘩したし」
岡田「あ、爆発したんだ」
女「した!もういい加減にしてって。私には私のやりたいことがあるのって」
岡田「お父さんどうだった?しょんぼり?」

しょんぼりというフレーズを入れたのは雰囲気維持のため ユーモアと同じ感覚
女「うん、相当へこんでた笑」 岡田「でも凄いねよく言えたね、怖いんでしょ?どうせ」 女「うん、すっごく怖かった。今は優しいけど」 岡田「すげーな、中々いえないよ。」

349

ターゲットが何を求めているか
どんな事を思って欲しいか
ここでは、ターゲットが出した勇気に対して しっかりと認める選択をしている
女「うん、かなり頑張った、高校まではちゃんとやろうって決めてたんだけど 大学の進学の話になって、」

岡田「うんうん」

女「そしたら、お父さんから陸上続ける前提で話されて プツーンときちゃったのね私の中で、高校まではお父さんのためにもってのがあって色々 犠牲にしてきたからさ」
岡田「まじか」

350

女「そう」

岡田「お父さんの中では規定路線だったんだ」
女「そう勝手に決めてるみたいな私の意見聞いてよって」

岡田「そうだよな」

女「でその勢いに任せて溜まってたものを全部吐き出して」

岡田「どばーーっと」

女「そう笑もうドバーって、で最後に夏まではやるけどもう辞めるから!って」
岡田「ぶちきれたんだ笑」
女「もうぶわーって笑大泣きしながら」
岡田「みたかったーぶちきれたとこ」
女「もう酷い笑見せれる顔じゃない笑」

351

岡田「鼻水だらだら」

語らせつつ、雰囲気を維持する。これはフック会話において
相当、重要なポイントとなる
女「だらだら笑」
岡田「でもそこで言えなかったと思うとぞっとするね」
あなたの選択は正しい。そしてそれができたことが凄い
そういう意識で会話をしている。
女「ぞっとする。絶対中退とかしてたと思う大学は」
岡田「そんなか」

女「うん」

岡田「相当追い込まれてたのね、お母さんは?」

352

女「お母さんはどっちかっていうと見方かな?でも基本はお父さんが一番だから」

岡田「なるほどね」

女「うん、今はお母さんとしかほとんと喋らない笑」

岡田「あー」

女「うん、高校みたいにはお父さんとはもう話さないね」
岡田「それ結婚式で絶対無くパターンでしょ」

女「なのかな?」

岡田「もう手紙ネタ満載じゃんそれ」
女「あー絶対書きそう笑」
岡田「無事ゴールにたどり着けましたつって」

女「笑やばい」

353

岡田「やばい笑」

女「おなか痛い笑」

しっかりと語らせたら、今度はすり替えるポイントに気をつけながら
大きなユーモアで笑を誘いたい
なんでも素で話せるし、楽しく話せるといった印象を
フック会話ベースで植えつけられれば、感情は一気に動く
岡田「うけすぎ笑でもたしかにオレの友達でもさ」

女「うん」

自分話の挿入。ふっく会話というのは、話が濃い分
返しの自分話を挿入しやすい。今回は知人バージョンを入れているが
こういった形で、自分でも知人でもいいので、ワンクッション挟むと

354

とても効率的な会話展開ができる。
岡田「親父が水球の監督だったんだけど小学校からオリンピック目指して
水泳をやらされててさ」
女「うわー」
岡田「ほんで、4年生くらいからは毎日バタフライで何百メートルって泳がされてて」
女「地獄じゃん水泳すきなの?」

岡田「全然」

女「めっちゃ可哀想」

岡田「うん、ほんで高1でヘルニアになったのね、そいつ」

女「壊れちゃったんだ」

岡田「うん、で親父にいったら、とうとう来たかって言われて」

355

女「え、酷い」

岡田「うん、酷いよね、ぶちきれてた」

女「やーそれは悲しい。そうなるかもしれないって解って追い込んでたってことでしょ?」

岡田「そうそう。大人になって考えると、なおさら酷いなって今ね」
女「ね、子供選択肢ないもんね」
岡田「ないない、思っているよりも父親の影響でかいからね」
感性の一致。決して父親を悪共有してはいけない。なぜなら、
家族だから。もちろん、ターゲットが完全ににくいというメンタルになっていたら
少し悪共有にあわせる手もあるが、それでも近しい人に対しては危険。
常識的にも、するべきではない。
女「大きいよね、私も絶対逆らえない存在ってのがあったから」

356

岡田「そうなっちゃうよね」
女「うん。で、大人になってあれ?ちがうよね?って笑」
岡田「それ例えばさ、凄い記録つくって陸上で食べていけるようになってもさ、
どっかで絶対あれ?って時期がくるよねいつか」
あなたの選択肢は正しかった。をパターンを変えて行う。
女「くると思う、だからスケートのだれだっけ?」

岡田「浅田?」

女「そうそうまおちゃんとか本当に凄いと思う」
岡田「ずっと続けてね。お姉ちゃんいたのも大きいんだろうな」
女「あ、そっか1人じゃないもんね」
岡田「そうそう。一人でしょ?」

357

女「1人、兄がいたけど陸上やってなかったから」

岡田「そうなんだ笑」

女「そうなの笑兄は始めるの遅くてダメだったからそれで私は早くからみたいな」
岡田「あ、そういう思いもあったのね」

女「ねー」

岡田「良かれと思ってやってたんだろうねお父さん」
女「そうだと思うけど、それは余計なお世話というか」
岡田「ある程度自分で決めたいよね、で、決めたことに強力してほしい」
強く感性の一致を行う。フック会話の中で、ターゲットが一番
強く考えていることは何か、ニーズを読み、先回りすることができれば
フック会話をコントロールしているといえる。

358

女「ほんとそう思う。そういう感じだったらもっといい関係だったと思うな」
岡田「ね、なんか素晴らしい子育てしそう」

女「私?」

岡田「うん、だって絶対気持ちわかるじゃん」
女「なのかな?笑だったらいいけど」
岡田「逆に過保護になったりしてね、超絶甘いの」
女「あーそうなりそう笑、とにかく好きなことやって欲しい」

岡田「なるほどな」

女「うん」

359

会話実例2)

岡田「この後なに、デート?」
女「まさか笑友達と飲みに行く」
岡田「え、そんな本気服で?」

こういった振り方をすることで、「いや~」といった 返しがでてくるようになりやすい。それにより、会話が新たな展開を見せる。 振っていないのに、会話が出てくる。というケースを作れるのだ。 女「そう本気服で笑」

岡田「絶対デートだと思ってた」
女「いやデートの約束しててこんなことしたらやばい」

岡田「たしかに笑」

360

女「しかも相当厳しいから彼氏」

岡田「あ、自分の?」

女「うん」

岡田「怒られちゃう」

何か取っ掛かりを得たら、焦らず、ゆっくり引き出していく
女「もう怒られちゃうじゃすまない笑
ほんとうに束縛が凄い」
岡田「愛されてるー笑」
特別視しながら、会話を行う
女「愛されてるのかな?これは
そんなレベルじゃないくらい」

361

岡田「あ、そんなに凄いんだ」

女「うん」

岡田「え、分単位で連絡義務とか?」

女「そこまではないけど笑うんでも帰ったら必ず LINE しなきゃだし今日も友達と遊ぶのだって どこで誰々と会って、何時に帰るって」 岡田「わお、会社じゃん」 相槌はリズムよく、ちょっとユーモアを入れる こうすることで、次、普通の広げ方をしても 会話に厚みがでる。

女「ほんと会社だよ笑」

362

岡田「え、最初から?」

女「最初は違ったんだけど、あ~でもはじめからそうだったかな今思うと」
岡田「段々締め付けが厳しくなった?」
女「うん、昔は友達と遊ぶーわかったーくらいだったんだけど」

岡田「一度浮気して」

ユーモアのぶっこみ。何かでてくればラッキーだし、
こちらへの意識も取れる。
女「してない笑」
岡田「から厳しく」
女「笑してないけど、帰りが遅いとかで」
岡田「朝帰りとか?」

363

女「全然、12時も回ってない」

岡田「わお、厳しい」

女「ほんと厳しいよね」

岡田「一緒に暮らしてるわけじゃないんでしょ?」
女「違うよー笑のに凄いよね」
岡田「もうなんか色々お父さんだね」
悪く言わずに、表現する術を増やしていこう。このケースでは
やたらに厳しい彼氏をお父さんとよんだり、
ルールをブラック企業と表現している。
女「お父さん笑」
岡田「でもまるで関心ないよりいいのかもね」

364

女「なのかなー放っておいてって思うけど」
岡田「もうなんかセリフが娘だもん笑」
女「ねー笑なにがしたいんだろ」
岡田「じゃ、今日も友達と飲んでさっさと」
女「そう帰らなきゃいけない」

岡田「心配なんだねー」

女「心配なんだろうね」

岡田「こうなんつーんだろ、子供だと思ってるのかな」
何かしら不満を引き出せる場面。だが、悪く言うのは間違っている
であれば、こういった選択肢になる。
女「あーそういうところはあるかも

365

なんか自分の方がしっかりしてるっていうか
そういうぶりたいみたいな」
岡田「なるほどね」
女「うん、ぶりたい」
岡田「可愛いじゃん」
出てきたらのせていくが、現役の彼氏なので
やはりこういった言葉選びで
女「カワイイ笑そう言うとね」
岡田「うん」
女「でも実際は面倒くさい笑」
岡田「どれくらい?」

366

女「付き合って?」

岡田「うん」

女「2年」

岡田「2年か、長いな」

女「うんうん」

岡田「したらさ付き合う前の友達とかどうしたの?って感じでしょ」
こちらも何か出てきたらの振り方
女「でもみんな知ってるから○の所はねー
しょうがないよねーみたいな」
岡田「浸透してるんだ」
女「してる笑わたしが凄い愚痴るから」

367

岡田「なるほどな笑」

女「だって性格まで変わったモン私」

岡田「そうなんだ」

女「うん」

岡田「昔はもっと適当?」
女「適当笑もっと明るかった」

岡田「え、これ以上?」

フォローじゃないのに、フォローになっている非常に効率的な相槌
こういったものを使いこなせると、フック会話はとても楽になる。
女「そうそう笑もっと自由に楽しくわちゃーって感じだったけど
今はしょぼーんって笑」

368

岡田「なんかビーガンの人みたい笑」
比喩表現はそれだけでユーモアになるので
レパートリーを増やしておこう。
女「どういうこと?」
岡田「あの健康的つって食事制限してるのに
制限しすぎて逆に元気なくなるみたいな」
女「あーそうそんな感じ笑」
岡田「ちなみに怒らせるとどうなるの」
女「ぐちぐちずっと行ってくる」
岡田「よく付き合ってるな」
女「ほんとそれ笑自分でもよくやってるなって思う」

369

岡田「大人なんだろうね中身が」
あなたが、精神的に大人だから、なんとか上手くいっています
の特別視を表現した流れ。フック会話においてターゲットの
言わんとすることろを、しっかり抑えて先回りしよう。
女「私の方が?」
岡田「うんじゃないと我慢できないよ」

女「そうなのかな」

岡田「うん、彼氏の束縛したい性癖に付き合ってるんだよ」

女「そういうことか笑」

岡田「だってさ、多分だけど」

女「うんうん」

370

岡田「もういい加減にしてよーってぶち切れたら
意外と大人しくなると思うのね」
女「あー彼氏が?」
岡田「うん、爆発したことないでしょ?」
女「ないない怖いもん笑」
岡田「だから成り立つんだよ」
女「辞めてって言ってみよかな」
岡田「あ、言わないで、オレが悪いみたいだから」
相手がのって来たら、ユーモアで距離を置く
この少し冷めた感じが即を考えたとき理想
女「笑なんだそれ」

371

岡田「でもそんなに性格まで変わるモンなんだね彼氏の影響って」
女「いや変わるよー、やっぱり女の子は特にそうじゃないかな」

岡田「なるほどなー」

女「男によって、性格は変わると思う」

372

会話実例3)

岡田「え、じゃ入社したばっか?」

女「そうそう先週から」

岡田「ピカピカじゃん」

比喩のノリでワンクッション挟む
そうすることで、引き出してやろうという雰囲気を無くせる
尋問予防になる。
女「ピカピカですよ笑」
岡田「それは、おめでとうございます」
女「あ、ありがとう笑」
岡田「なら研修中?」

373

そういった予防を挟むことで、次の質問の流れが自然になる。

女「そうでーす」

岡田「おー、じゃそっから配属先が決まるのね」

女「そうそう」

岡田「1ヶ月後くらいか」
女「や、ウチはちょっと長くて3ヶ月」
岡田「もうウチだって笑すっかりじゃん」
会話を進めている中でも、ターゲットのプットを
細かく拾ってすり代える。
女「確かに笑、すっかり社会人笑」
岡田「どう?楽しい?」

374

女「楽しくは、ない、かなー笑
でも同期とは仲いいよ」
岡田「結構いるの?人数」
女「50人くらい」
岡田「おー結構いるね」
女「いるいる」
岡田「まだ辞めたやつはいない?」
こちらも、ただ、嫌なやつはいない?とするよりも
会話を引き出すことができる。会話イメージを与えていけば
相手の中で大きな割合をしめる題材がでてきやすい。
女「さすがにいないけど、浮いてる人はいる笑」

375

岡田「うわーそれすごい興味ある笑」
とっかかりが出たらのせる。ターゲットが発言した瞬間に
ターゲットの「モード」を察知してそれに沿った
相槌を打つよう心がけていこう
女「笑なんか男の子なんだけど、やたらテンション高くて
最初から飛ばしてるなーって」

岡田「あーいるね」

女「いるよね笑」

岡田「ちょっと無理してる感じのやつでしょ」
ターゲットが何が言いたいのかを簡潔にのべると
感性の一致を感じさせやすい。そうなると

376

相手は素をだしやすくなる。
相手に遠慮させてはいけない。
女「そうそう明らかに無理してる笑」
岡田「そう言う人ってさ勇気あるよね
これからすげー長い間付き合うのにさ」
女「ねーそんな飛ばして大丈夫?って思う」
岡田「陽キャにね、なりたいんだよ」
女「残念だ、なんかその人ね女の子が20人くらい
いるんだけど同期で」

岡田「うんうん」

女「もうなんか凄いの LINE とか豆で」

377

岡田「どういうこと?笑」
女「笑なんかね、私にも送ってくるんだけど
簡単な連絡とかグループでやればいいじゃん」
岡田「うんうん」
女「だけどわざわざ個別に送ってくるのね」
岡田「笑すごいなそいつ」
女「やばいよね?笑で、私もきたみたいに言ってる子が
5人くらいいて、みんなカワイイの笑」
岡田「あーそれは、なんつーか遠まわしな
自慢ネタじゃねーか笑」
しっかりと悪共有しつつも、ターゲットへのユニークすりかえを行う

378

これはフック会話において結構大事で、
ターゲットが語る話をしっかり引き出しながらも
その語っているターゲットのキャラクターをすりかえられる
タイミングではすり代える。ということをいつも意識しておこう。
女「笑自慢じゃない自慢したくない笑」
岡田「でもうけるなそいつ笑中々
今時熱いハートの持ち主」

女「熱いよねハート笑」

岡田「熱すぎるねやけどしちゃう」
女「やけどしてるよ一人で笑」

岡田「イケメン?」

379

女「普通かな?でも本人はモテると思ってる」
岡田「お前ほんとひでーな笑」
ここもそう。悪共有の対象をネタに、会話を盛り上げていくが
やはり会話の主役はターゲットそれを忘れないように。
女「笑みんな言ってる」
岡田「考えそうなもんだけどね、普通は
みんなに個別に送ってたら、絶対回るじゃん?」
女「回るよね?考えるよね」
岡田「ね。しかもサークルじゃねーのにさ」
女「ほんとに学生ノリ持ち込むなって言いたい」
岡田「未来の旦那か」

380

女「やめて笑」

岡田「3ヶ月もたねーだろうな」
女「あー途中で辞めそう」
岡田「むしろ辞めるつもりなんじゃん?」

女「なのかな?」

岡田「うん、それで彼女だけつくっとこみたいな」
女「だったらそれはそれで凄い笑」

岡田「逞しい」

女「本当に笑逞しい」

381

会話実例4)

岡田「ねえ」

女「うん」

岡田「分かるわ、あれは。イメージと全然違うよ」

女「うん」

岡田「違うでしょ」

女「うん、違う」

岡田「でも、だからみんな、こう、辞めて戻るよね、結構ね」

女「へえ、ああ」

岡田「わーってもう、限界来たら辞めて、でもほら、手に職あるからいくらでも働けるじゃん」

女「うん」

岡田「っていう人多いよね」
女「え、知り合いいます? 周り」
岡田「でも幼稚園の先生大変だよな」

女「笑、、大変」

382

岡田「いるいる。親戚とかね」

女「へえ」

岡田「でもみんな、でも4年続ける人ってあんまいない気がする」

ポイントなのが、相手が話しやすくなるように ステージは作るが、相手の振りに甘えて、会話の主役が自分にならないように すること。これは結構やらかす人が多いパターン
女「へえ」 岡田「だいたい、卒業して、きゃぴきゃぴで入って、最初の子たちが卒園と同時に辞める子が、人が大き いがする」

女「早い」

岡田「3年」

女「早い。ああ」

岡田「親、うるさいでしょ」
女「親もうるさいけど、親よりも、笑」

岡田「人間関係」

383

女「人間関係のほうが、女の職場だから」
岡田「子供は好きなの?」

女「子供は好き」

岡田「うん。子供が好きだから選んだんだもんね」

女「うん」

岡田「子供はかわいいでしょ」

女「子供かわいい」

岡田「そうだよな。この子供でなんであの親、とかいるよね笑」
女「うん、親もいるし、まあ、この親にしてこの子ありだよね」

岡田「うん、そうだね、そうだね。なんか、年少さんのころはさ、あれまだ、早生まれだからかなとか思 うんだけど、年中になっても年長になっても変わんないんだよね」
女「うん、うん」
岡田「よりひどくなってくるっていう子いるよな」

女「笑、いる」

岡田「分かるわ」

384

女「まあでも縦社会だからね、職場がね」

岡田「おつぼねさん?」

女「おつぼ、もう、すごい体育会系だからね」

岡田「先輩」

女「先輩が」

岡田「ああ、そう」

女「うん」

岡田「なんでそうなっちゃうんだろうね」
女「なんか多分、すごい狭い世界の中の、なんか村のルールって感じ笑」
岡田「ああ。園長先生は普通の人?優しい?」
女「園長先生もガッツある」

岡田「あ、そうなんだ」

女「笑ガッツあるから、うん。でもやっぱりその、中堅ぐらいの人が一番、その関係性でみんなやられる」

岡田「うん」

女「女の職場だもんね」

385

岡田「その人たちも上からこうなのかね、挟まれてるのかな」

女「うん」

岡田「だから、全部当たっちゃうのか」
女「うん、なんか歴代の縦社会みたい」

岡田「へえ、怖いな」

女「笑」

岡田「大学野球みたい」

女「笑、本当、でもそう。本当、そう」
岡田「亜細亜大学みたい」

女「うん」

岡田「いじめとかあるの?」

女「あるある」

岡田「あるんだ」

女「うん」

岡田「いじめられた?」

386

女「いじめられる」

どの方向性が一番フックなのか、仮説立てをして会話を引き出していく 今回のケースでは、親、同僚、子供、オーナーなど 岡田「ああ、そう」
女「うん」

岡田「えいえーいって笑」 女「笑、なんかね、リレーの、あの、とか、リレーとかの、とかドッジボールとかの練習に入れてくれな いの、うちのクラスだけ」
岡田「笑、ひどい」
女「ひどいでしょ」
岡田「え、子供たちも?」
女「そう。うちのクラスが強いと入れてくれなくなって」 岡田「あ、そう。それはでもさ、子供たちの問題じゃんね。かわいそうじゃんね」 女「かわいそうなんだけど、そういうことがいっぱいある」
岡田「まじで?」

387

女「うん」

岡田「超露骨だね」

女「超露骨。だから負けないで行けって言われるけど、負けちゃう人もいっぱいいる」
岡田「はあ。そうだよな。それ今もあるの?」

女「うん?」

岡田「いじめ、今もあるの?」

女「あるある」

岡田「そう。男同士の職場でさすがにそれはねえもんな」

女「なんか陰湿」

岡田「ね」

女「うん」

岡田「笑。陰湿。飛び抜けてるね、ちょっとそれもね」

女「飛び抜けてる」

岡田「陰湿を超えてるよね」
女「うん。入れてくれない」

388

岡田「入れてくれないってやだな」

女「笑」

岡田「じゃあ、自分の知らないとこで練習してる感じ」
女「そう。それで、やってたって言ってあとで気付く。なんか練習してたよってなる」
岡田「子供たちが言ってくるんだ笑」

女「笑そう、そう」

岡田「やってるよ、って言って」

女「笑」

岡田「なんでうちの組は走らないの、とか」

女「そうそう、笑」

岡田「先生がいじめられてるんだよって」

女「そうそう、笑」

岡田「笑、悲しい。あ、そう」

女「うん」

岡田「え、もの隠されたりとかもする?」

389

女「もの隠されたのはないけど、なんかその場所からいなくなったら最後な気がする。その、みんながい る場所から抜けたらもう、すぐその人の話になるから」
岡田「職員室みたいなのがあるんでしょ」
女「そうそうそう」

岡田「嫌だね」

女「嫌だ」

岡田「それは行きたくねえわ」

女「うん。だからみんな、朝来たら先生たち、もう入ったらじんましんとかできたりしてる、笑」

岡田「まじで?」

女「だからみんな嫌なんだと思うけど」

岡田「そうか」

女「笑」

岡田「でもさ、やってるほうも嫌なんだろうね」

女「うん?」

岡田「いや、いじめてるほうもさ、決して楽しくないよな」

390

女「楽しくないと。あ、でもやってるほうは気分がいいから」

岡田「いいのかな」

女「うん」

岡田「あ、うきうきで来てんだ」

女「うん」

岡田「ああ、じゃあそうやって自分が勝ち得た場所なんだろうね」
女「うんうん、そうと思う、そうと思う」

岡田「邪魔をつぶして」

女「うん」

岡田「はあ。落とし穴掘っとけば」
女「うん、もう掘りたい、掘りたい」

岡田「こうやって。笑」

女「もうみんなで」

岡田「でもリレーでぶっちぎるしかないじゃんね」

女「え?」

391

岡田「リレーでぶっちぎるとか」
女「うんうん、うんうん。ぶっちぎる、笑、怒られちゃう、でも、そんなにしたら」
岡田「そんなことが行われてるんだ」

女「うん」

岡田「ああ、怖いわ、本当に」

女「ストレス」

知人バージョンの自分話の挿入。

岡田「なんか、俺、友達がコーセーの営業マンだったのね。で、渋谷なら渋谷とか銀座とか担当をもらっ て、その百貨店とかのコーセーの売り場を回るのよね。んで、渋谷かなんかのコーセーで、そいつが行っ てたときに、若い社員に相談されたんだって、女の子に。したら、要はベテランの子が、人が、私の売り 上げを奪うと。売ったあとに名前を露骨に変えてるんですよって相談されてて。で、逆にこっちの、その やってたほうからはまた別の、その子に対する相談を受けてたんだって。で、もう板挟みで、女ってめん

どくさいつってたの。そしたらある日、ただそいつは親身に相談聞いてただけだよ、お互いの。その社員 がセクハラをしてるって本社にないことを告げられて、結局辞めたんだけど。要はどっちの味方もするか

392

ら、たぶんいらついたんだと思うんだよね、女の人は。だから別の男が来るために排除したみたいな」

女「うん」

岡田「もうね、そいつね、すっごい女の子好きだったけど、すっごい女嫌いになってた」

女「笑」

岡田「死んでしまえって言ってたよ。二度と女の子がいる職場に俺は行かないって」

女「へえ」

岡田「だから女の人、個々だといいんだろうけど、個人個人はね」

女「そうそう」

岡田「競争意識すごいみたいね」
女「うん。プライドとね。やっぱ陰険と思う」

岡田「うん、そう」

女「うん。女同士だけって」
岡田「そういうのなさそうだよね」
ターゲットを指しながら
女「うん。あの」

393

岡田「裏表っちゅうか」

女「顔に出すぎるから怒られる」
岡田「ああ、なるほど。あんな顔するんだ」

女「そうそうそう」

岡田「あの顔したんじゃないの、最初に」
女「そう、嫌な顔、そう、たぶん嫌な顔をしてると思う、笑」
岡田「目、付けられたんだよ」

女「うん、笑」

岡田「その人のお弁当をこういう目で見たんだよ、うわ、まずそうって、笑」
女「ああ、でもあったかも。嫌なやつだなって見てるかもしれない、それは。笑」
岡田「笑え、女子校だった?」

女「女子校だった」

岡田「それはまあ、得意そうだけどね」
女「あんまうそがつけなくて、顔に出るから。ばか正直と」

岡田「なんか、俺、この前漫画を読んでたんだけど、漫画ね、男の気持ちと女の気持ちが交互に出てくる

394

漫画で、この女の子の回のときに、結婚式で高砂にいるのよね、その人の披露宴で。で、その大親友の子 がスピーチしてんの。で、その子はすごくいいスピーチをするのよ。で、その子はもう本当にうれしくて スピーチをしてるんだけども。で、その子の心の描写のあとに今度はその高砂に座ってる女の子の、から の視点の漫画が始まるんだけど、その子は高砂で勝ったって思ってんだよね。もう、私はもう、この立ち 位置に全てを懸けてきた、みたいな」

女「へえ」

岡田「あなたより絶対先にここに座るって決めてたの、みたいな」

女「うん」

岡田「ああ、こんなとこあんだなと思って。すごいね。疲れると思う」
女「なんか、へえ。疲れちゃう」
岡田「結婚して辞めちゃえばいいじゃん」
女「ねえ。みんなそれ狙ってるの」
岡田「ね、それがだから一番ね勝ちだよな」
女「笑そうそう、そうそう、そうそう。みんなね、それしかないって感じ」

岡田「そうだよね」

395

女「うん。ないのよね」

岡田「ね、どうですか、彼氏はその気はないの」

女「いや、いなくって」

岡田「今、いないんだ」

女「うん、だから」

岡田「嫌な目しちゃったのかな」

女「うん?」

岡田「また嫌な目しちゃったのかな」
女「嫌な目してないんだけど。そうすると、やばいよね、早くしないとね」
岡田「つくる暇ないっしょ」
女「つくる暇もないけど」

岡田「合コンぐらいか」

女「合コンが、先生たちはめちゃくちゃある」
岡田「ああそう、行ってる?」

女「行っても」

396

岡田「行ってるの」

女「あるけど」

岡田「めぼしいのいない?」

女「めぼしいのいない」

岡田「駄目?」

女「うん、先生たちで」

岡田「ちょっと選びすぎてんじゃないの?」
女「選ばないけどね、すごい」
岡田「笑、ちょっとまた、あれだよ、隙がないんだよ、こう」

女「笑、隙ね」

岡田「男の人は勇気がないから」

女「勇気ないのかな」

岡田「勇気ないよ」

女「へえ」

岡田「ないないない。怖いよ、傷付かないように」

397

女「傷付かないように?」
岡田「行けそうな、行けそうな目を見せてあげないと」

女「へえ」

岡田「しかもすっごい分かりやすく」

女「笑」

岡田「小学生と絡んでるような、それこそ幼稚園児と絡んでるような感覚でいいと思う」

女「へえ、それは勉強になる」
岡田「先生はなんとかくん、大好きだぞって言うでしょ」

女「うん」

岡田「それぐらいの感覚のほうがいい、絶対」
女「へえ。それはいいこと聞きました」
岡田「まじで。それでこう、この子、その軽いなとか思わないから」

女「へえ」

岡田「なんていい子なんだと思うから」
女「笑、それはいいこと聞いた」

398

岡田「ただ、女友達には嫌われると思うからね」
女「うん、それはつらいよね」
岡田「あいつまたやってるよ、みたいな」

女「うん」

岡田「え、じゃあ誰と行くの? 同級生? 幼稚園の同期と行くの?」
女「うん、同期とも行くし」

岡田「先輩とも行く?」

女「先輩も1個ぐらいの先輩だったらたまに入るけど」
岡田「そういうときは譲るの? いいのいたら」
女「ちょっとおとなしくする」

岡田「そうだよね」

女「笑」

岡田「そうだよね」

女「おとなしくして」

岡田「そうだよね」

399

女「うん。酔っ払っちゃうとでも」

岡田「でもさ、それでさ、明らかにその先輩が気に入ってる男がいたとして、その男からこう来られたと きどうする?」
女「でも触れない」
岡田「ちょっと」

女「先輩とそんななってるんだったら触れない」
岡田「え、自分に来ちゃったら、男が」

女「え、来ちゃっても」

岡田「冷たくすんの?」

女「うん」

岡田「なるほどね」

女「笑」

岡田「男はその辺の空気読まなきゃいけないんだ」
女「笑、そうそうそう。縦社会だからね」
岡田「笑、なんのために来たんだって言われるよね」

400

女「そう」

岡田「ああ、そうだよな。まあ順番から言うと先輩から先行ってもらったほうがね」
女「うんうん、うんうん」

岡田「なるほどね」

女「そうなの。怖いからね」

岡田「そっか」

女「なんか先輩」

岡田「じゃあ逆に言うと、今いると、今いる先輩たちは結婚できなかった人たち? 長い人になればなる ほど」
女「うん」
岡田「あ、でも結婚して子供産んで来た人もいるのか」

女「いない」

岡田「あ、いないんだ」

女「みんな、うん、独身。うちは辞めないといけなくて」

岡田「あ、そうなの」

401

女「結婚したら、うん」

岡田「あ、じゃあ産休はなしなんだ」

女「なし」

岡田「へえ」

女「だから、みんなそれ狙ってる、辞めたいから」

岡田「そうだよね」

女「うん」

岡田「勲章みたいな感じだもんね」
女「勲章みたいになってる」
岡田「ただ辞めるわけじゃないからね」
女「うん。みんな無理やりもうそこに持っていく感じ」

岡田「笑」

女「笑」

岡田「受けんなあ」

女「笑」

402

岡田「なるほどね」

女「うん。つらい」

岡田「それは、それは辞めたくなる」

女「うん」

岡田「え、でも OL も絶対そんな感じでしょ」

女「OL そんななのかな」

岡田「うん。まあ会社によるだろうけど。上司によるよね、絶対」
女「やっぱそうなのかな。今、だから憧れててしょうがない」

岡田「まあね」

女「笑」

岡田「まあ、あの、男がいるっていうのがでかいよね、1つは」
女「そう、そう。なんか、そうと思う」

岡田「うん」

女「しかもね、なんか前もそういう話になったんだけど、みんなが女を意識するようなイケメンじゃない と駄目らしい」

403

岡田「うんうん、うんうん。そうね」

女「うん」

岡田「そう、そりゃそうよ」

女「うん」

岡田「その、おじさんに囲まれてても変わんねえからね」

女「そうそう」

岡田「下手すると石転がってるようなもんになっちゃうから」
女「うんうん、女のが強くなるから」
岡田「そうだね。毎年数人、若手の新入社員が入ってくるような。丸の内だね」

女「うん、本当だよね。今、体操の先生と話すだけでね、すごいね、あいつ色目使ったって文句言われち ゃうんだけど、笑」
岡田「笑、保護者はないでしょ、さすがに」
女「え?」

岡田「保護者とはないの」

女「保護者も何々先生とあの体操の先生が付き合ってるって、ちょっとしゃべってたらすぐそうなるから

404

ね、笑」

岡田「笑、やべえ、隙がねえ。すげえ監視社会だな」

女「うん」

岡田「でも、体操の先生も、なんか居心地悪いだろうね」

女「悪いと思う」

岡田「そうだよね」

女「うん。うちは特に厳しいからね」

岡田「そうなんだ」

女「うん」

岡田「へえ。じゃあもう、合コンじゃん、合コン」
女「今、歩いてるとこ見られたら大変だもん」

岡田「男と」

女「保護者の人とか」

岡田「ああ」

女「男の人と歩いてるの見られたら」

405

岡田「普段から?」

女「うん。もう一気にうわさと」
岡田「あれでしょ。じゃあ子供が行きそうな店行けないじゃん」
女「行けない、行けない」

岡田「ね」

女「うん」

岡田「それで渋谷なんだ。いないもんね」

女「いない、そう笑」

岡田「銀座行けないじゃん」

女「銀座行けない」

岡田「新宿とかも結構いるよね」

女「うん」

岡田「ああ。じゃあもう普段さ、ベビーカーやってたら?」

女「え? 笑」

岡田「笑ベビーカーを運んでんのよ」

406

女「うんうんうん」

岡田「絶対間違えられる」

女「間違えられる

岡田「ああ、そっか」

女「うん、うん。だから1回店見渡してから入る、どこのお店も。いそうなところは」

岡田「こわ」

女「うん」

岡田「じゃあ、でも、自分が親になったらさ、絶対幼稚園の先生に優しいだろうね」

女「優しいと思う」

岡田「ね。お手伝いとかすげえしそうだね」

女「する。うん」

岡田「ね」

女「新人に本当優しいと思う。笑」
岡田「そうだよね。分かるだろうね、あ、もう辞めるな、この子とかね、笑」
女「そうそうそう笑、しんどそうだなとか」

407

岡田「だんだんだんだん暗くなってったりする」

女「うん。そうと思う」

岡田「そういう話聞くと、怒られるかもしんないけど、男で良かったと思うもん」
女「うん、男はないですか」

岡田「ない」

女「へえ、いいな」

岡田「何もない。ばかだもん。笑」

女「笑。面白い」

岡田「すげえばかだもん」

女「笑」

岡田「本当」

女「へえ、いじめとかない?」

岡田「ないね」

女「へえ」

岡田「まあまあ、まあまあで終わるから」

408

女「うんうん、うんうん」

岡田「だからなんか、一時的に怒るとかはあるけど、あの野郎みたいな。でもそれが尾を引くことはない かな」
女「うん。いいな。だから、さばさばしてる人がいいですよね」
岡田「そうね」

女「女も」

岡田「そうね」

女「うん」

岡田「そういう人がいっぱいいたらね、職場にね」

女「うん」

岡田「でもそれはそれで、今度は居心地良くてさ、なんかいつまでも結婚しなさそうだよね。笑」

女「うん、誰もね。笑」

岡田「やべえとか言って笑。やべえ、平均年齢やべえとか言って」
女「うん。やっぱね、先生は若さをね、若い先生いるしね」
岡田「体力要るでしょ。そうだよね」

409

女「なんかお父さんたちからも、若い先生のほうがいいって言われる」

岡田「ああ、そう」

女「うん」

岡田「露骨に言われんだ」
女「ああ、違う、そうじゃなくて」
岡田「いや、もっと若い先生が良かったなって」

女「お母さん先生もいるけど、パートとかで。なんかその先生によって、人気の先生のクラスは保護者会 とか授業参観の日のお父さん率が高いの。笑」
岡田「笑なるほどね、そんな狙って来るかね」
女「すごい露骨」

岡田「ああ、そう」

女「うん、先生とのコミュニケーション、お父さんバージョンも作りたいとか言われる」

岡田「まあな、人気あるもんな。幼稚園の先生」
女「うん。なんかエプロンに、白衣同様、エプロンにやられるみたい」
岡田「うん、初恋が幼稚園の先生っていう男も結構多いしね」

410

女「うんうん。ねえ、それはかわいいけどね、ちっちゃいから」
岡田「そりゃね、裏のいじめとか見えてないからね、子供たちはね」

女「うんうん」

岡田「そういうのが見えてる子っているのかな、すっごいおませな子っていうかさ」

女「あ、でも、何々先生は幼稚園の、親、保護者の人が、うちの幼稚園で一番怖い先生がいて、何々先生 に言うよっていうと、私に怒られるより一番効くって言って、笑。子どもがね」
岡田「笑、怖いんだ」 女「うん、そう、そうそう。だから効き目ありますとかいって言われてる人はいる。笑」 岡田「うれしくねえ。笑」。 女「笑。だから、なんとなくこの人はやばいって分かってるんだと思う、子供も」 岡田「なるほどね。見たんじゃない、怖いとこ」

女「うん。子供の前でも怖いしね」
岡田「ああ、そうなんだ」

女「うん。怒鳴るしね」

岡田「ああ、怒鳴るんだ」

411

女「うん。だから」

岡田「怖いよね」

女「格差はきっとなんとなく分かってると思う」
岡田「格差、笑。いやあ、行きたくねえな、それは」

女「うん、そうだよね」

ターゲットがどんなことを考えて、今の環境にいるのか
悪共有の対象と度合いは?
感性の一致はどこなのか?つまりは会話のニーズは何か?
ターゲットがスッキリする会話展開はどんなものか
を意識してフック会話に望もう

412

会話実例 1、本職モデル

岡田「あれってどういう風になるの?スカウト」

専門職同様、「教えてもらう」系の切り出しは 会話を広げやすい 女「うん、私はスカウトだけど、色々から ちゃんとモデル学校行ってなりましたって子もいる」 岡田「そうなんだ」
女「うん、学校でた子はやっぱり凄い 意識が高いっていうか笑」 岡田「ちょっと小ばかにしてる?笑」 セオリーどおり、会話を進めるが、完全に決め付けではなく 「さそい」言葉で誘導してみる

413

女「してない笑すごいなーって思う ちゃんと自分で夢持って、それかなえているから」 岡田「なるほどね。そっか学校行くって事は そういうことか。」 女「うんうん、スカウトだとねなんか流されて なりましたって感じだから笑」 岡田「でも売れる人ってほとんどスカウトじゃない? テレビとかの話聞く限りだと」 こういう振り方をできると相手も離しやすい素が出て気安い 女「そうなんだよね笑」

岡田「厳しい世の中」

414

女「正直、学校でてなった子には
よくなれたなって人もいるから」
岡田「うわ、でた笑」
少しのって来たら相槌で勢いを吹き込む
女「笑、いやほんと一度見て欲しい同じこと思うと思う」
岡田「いーやおれは思わない笑
あー凄い頑張れーって思う笑」
キャラに対してすり替え作業を忘れずに
特にこの手のターゲットはこういった扱いに不慣れで新鮮に感じる
女「私一人悪者じゃん笑」
岡田「笑や、でもわかるわかるあれはコネ?学校の」

415

ただし感性の一致路線からは逸らさないように
女「うんだあと思う。学校にもやっぱり
強い弱いがあって、学校側も実績残さなきゃだから
むりやりぶっこんでくる時もある」
岡田「ぶっこんで笑」
女「ぶっこんで笑おい!ってなる笑」
岡田「そんなに酷いのか」
女「うんだけどやたら意識は高いのね
こうウォーキングとか私言われるもん、こうするのよ
みたいな」
岡田「うわー凄いなそれ」

416

ターゲットが、感性の一致、あるいは悪共有しやすい
ネタを出してきたときは其の後の相槌が重要
女「うん、え?同じモデルですよね?
スタッフですか?ってなる笑」
岡田「なるほどメラメラなんだね」
女「うん、凄い上に立とうとする姿勢が凄い」
岡田「やばい笑それはおもしれーな」
女「うん、あ、そうっすかーつってる笑」
岡田「えらい、意外、ぶっとばしてるかと」
キャラクターに対してすり替え作業
女「ぶっとばさないよ笑しかもね学校同士

417

仲がいいというかグループでてきるから」

岡田「あーなるほど」

女「うんうん、なんとかちゃーん!ってやってて
私ポツンみたいな笑」
岡田「うわーポツンが似合う」
同じくすり替え作業。ユーモアですり替えつつ
素を引き出し感性の一致、悪共有
女「いやだ笑」
岡田「え、そういうときどうすんの?」
女「ポツンの時?」
岡田「うんうんポツンの時笑」

418

女「笑、携帯みてる」

岡田「逆にやる気なさそうにうつるね」
女「そうなの、ほんとそうで、やる気ないよねー
とか感じ悪いよねーみたいに言われる」
岡田「いやそれお前らのせいだからってな」
女「ね、女は怖い」
岡田「怖いな、そういうのが売れたら
ネットに書くんだよ、自分のことを」
女「笑あの馬鹿女って?」

岡田「そうそう」

女「やー怖い怖い」

419

岡田「嫉妬もあるんだろうな」
ターゲットが何をいいたいかを見極め先回り
女「うん絶対嫉妬。まず聞いてくるもん
どうやってなったんですかあー?って」
岡田「あーなるほどねで、スカウトって言うと」
女「そうなんだーって。スカウトされた子だったら
え、どこで?とこの事務所?みたいな盛り上がるんだけど」
岡田「うんうん」
女「学校の子は、あ、そうなんですか、点点点みたいな笑」
岡田「メラメラスタートしました」
女「そう勝手にメラメラしてる笑」

420

岡田「ただこうなんつーんだろ、微妙に上から
の感じがいいよね」
女「あ、私?笑」
岡田「うん、好感度高い笑」
女「性格わるい笑」

岡田「売れそう」

女「笑だといいけど」

岡田「で、テレビで苦労話するんだよ」
女「あー苛められたこともある的な」
岡田「笑そうそう、まさにそう」
ポジティブな未来話を楽しくするというのもまたフック話の鉄板の扱い方

421

女「そうだよね、だからそうなのかみんな」
岡田「そうなんだろうね、でもさその学校の子達も
そんなメラメラで良いこと無いと思うんだけどな
仲良く友達増えたほうが仕事も増えそう」
女「絶対そう思う。敵は作らないほうが良い」
岡田「うんうん、紹介とかもあるもんね」
女「うん、だからそんなところまで深く考えてないんだと思う
今の勝ち負けが全てみたいな」
岡田「なるほどな、大人だね」
女「大人になったのかな?多分」

岡田「苛められてね笑」

422

女「苛められて笑」

本質をみとめしっかり受け止めるが
ユーモアすり替えでバランスを取るのも忘れない

423

2、読モレベル

岡田「読モやってんだ」

女「そうそう」

岡田「あー見るからにやってそう笑」

女「なにそれ笑」

岡田「あーはいはいはい笑」

女「笑感じ悪い」

岡田「もう現場でねキャッキャッやって
怒られてそう」
食いつきすぎず、茶化しながら、プットを促す
この手法をマスターしよう

424

女「笑凄いうるさいと思うウチら」

岡田「目に浮かぶわ」

女「ほんと仲良いよねって言われるスタッフさんにも」
岡田「ほんと仲いいよねーかっこちゃんとやれ」
女「笑間違いない、うざいと思うウチらは笑」
岡田「暴れん坊グループなんだね」
ちょっとしたフレーズにユーモアをプラスすると
会話は跳ね上がる
女「暴れん坊笑」
岡田「じゃもうメチャ楽しいでしょ
合コンの合間に学校いってそう」

425

女「や、そこまでは遊んでないけど
ちゃんと勉強もしてる」
岡田「ほんとですかー?」
女「ほんとです笑」
岡田「代返しとけや!」
キャラクターに対するすり替え作業
女「めっちゃえらそう笑」
岡田「うちらモデルの仕事あっから
ノートとっとけや」
女「笑そんなこと言わない」
岡田「あれって服自前?」

426

女「そうそう」

岡田「めっちゃ大変じゃない?」
女「やーそれがもう凄い大変笑」
岡田「だよな、毎回、色んなパターン持ってくでしょ」
ターゲットの状態を理解して、プットを誘導する
女「そうそう、用意してくれるわけじゃないから」

岡田「だよな」

女「コーデも考えなきゃいけないし」
岡田「うんうん、正直すげーダサイのいるでしょ」
そして定石の言葉を投げていく
女「いる笑、ほんとうにいる笑」

427

岡田「あんたなんで読モやれてるの?的な」
女「ほんと、不思議でしょうがない」

岡田「コネなんかね?」

女「どうだろ?いろんな噂の子もいるけど」
岡田「あー、大人の世界」
女「大人の世界、私はしてないけど」

岡田「おや?」

女「おや?笑」

ちょっとふざけながらも出てきたらラッキー
こういうずるい振り方も憶えて欲しい
岡田「変な大人もいっぱいいるもんな」

428

女「いるねー、下心丸見えのやつとか」
岡田「すごいおいしい話持ってきてな」

女「そうそう笑」

岡田「読モも大変だ」

女「うん、なんかね」

岡田「じゃバイトもがっつり?」
女「ガッツりやってるよー」

岡田「お水で」

女「それはちょこっと笑」
岡田「まあやるしかないもんな、時給的に」
女「そうそう、色々かかるしね」

429

岡田「すげーパワフルじゃん、勉強して
バイトして、読もやって」
全てを受けいれられる印象付け。普段疲れる人間関係から
解放するイメージ
女「ね、毎日ほんと大変」
岡田「でも疲れが全く微塵もこれっぽちも見えない」
女「見てみて、ちゃんと見て笑」
岡田「ノートとっとけや」
女「してない笑結構頑張ってる」
岡田「頑張ってて、疲れがまったく見えないのが
凄い」

430

女「なんだろポジティブだからかな?」
岡田「あーどんなときも?」
女「うん、基本ポジティブ」
岡田「じゃなきゃやってけないよなそんなに」

本質を認める

女「うんだと思う、嫌なこともいっぱいあるけど
やってて」
岡田「うんうん」
女「全部笑って誤魔化す笑」
岡田「間違いない、彼氏は応援してくれてんの?」
男女話の導入は自然に居る前提で

431

女「彼氏も同じ様な感じだから」

岡田「あ、読モ的な」

女「そうそう」

岡田「あーもう完全にプロ大学生じゃん」
女「プロ大学生笑なにそれウケる」
岡田「うわーいやらしい、最強リア充
女「最強リア充笑、や、でもそうでもない普通普通」
岡田「あのな、言っとくけど誕生日サプライズパーティ
されたリアクション考えたりするのは普通じゃないからな」
キャラクターへのすり替え作業
女「そんなことしない笑、地味だよ地味

432

派手にはみせるけどインスタとか笑」

岡田「実際は」

女「そうでもない笑」

岡田「派手にみせなきゃなんだ」
女「うん、一応ね、フォロワーもいるし」
岡田「なるほど大人だな」
女「笑、彼氏ともラブラブアピールみたいなのはするけど」

岡田「実際ラブラブ」

女「そうでもない笑」

岡田「いーやラブラブ」

女「ラブラブでもない笑、なんなら最近会ってないし笑」

433

岡田「会って、ちゃんと会って」
女「なんか向こうは向こうで男と遊んでる」

岡田「両建てか」

女「そっちじゃない笑多分」

岡田「多分笑」

女「会っても同じパターンだし」

岡田「あーなるほどな」

女「うん、お茶してホテル行ってみたいな」

岡田「だけじゃん笑」

女「だけだよ笑」

岡田「なんだ、あの、頑張れ」

434

丁度いい距離を置く。ここに動揺したりしないで
キャラクターに興味を持つ
女「頑張れって笑こうどきどき感はないね」
岡田「長いんだ」

女「ううん半年」

岡田「最近じゃん」

女「それまでが結構長かったから」

岡田「あー友達期間」

女「そうそう」

岡田「セフレからの」

女「違うし笑」

435

岡田「その期間はない笑」

女「うん、一応笑」

岡田「それは良かったな笑」
女「うん、そこは鉄壁にした」
岡田「鉄壁って中々使わないぞ今」

女「笑鉄壁、鉄壁」

岡田「あおづけ食らわしたわけね」
女「そうそう焦らした笑」

岡田「わるいなー」

女「だってさー付き合う前にしちゃったらね
そうなっちゃうじゃん?」

436

岡田「まあ絶対正しい、猿だしな大学生」

女「猿笑、間違いない」

岡田「うききうききなるから」

女「うきーってね」

岡田「じゃ彼氏モテるでしょ」
女「モテるねー、それがむかつく」
岡田「またまたーほんとですかー笑」
女「いやほんとむかつく笑」

岡田「浮気された?」

女「何度か笑」

岡田「あいたたた」

437

女「あいたたただよほんと」
岡田「でも彼氏以上って中々いなそうだもんな
レベル的に」
女「そうだねー、こうグループが出来てるから
そこがおかしくなるのもね」
ターゲットに対する特別視をしっかりとしながら
会話を引き出していくフック会話の定番

438

3、女子大生1年~2年

岡田「何年?」

女「1年」

岡田「ならもう最高じゃないすか4大?」

女「4大、4大」

岡田「うわー、メッチャ遊べる」
切り口はこういったノリで。
そうすると、そのターゲットが持つ何かを出しやすくなる
女「なんだけど」
岡田「うんうん」
女「意外と学校が忙しい笑」

439

岡田「あー最近厳しいらしいね単位」
女「もうほんと絶対出なきゃだし
かなり厳しいと思う」
岡田「可哀想、俺らのときメッチャ楽だったから」
常に、自分たちの方が楽だった
今の方が大変のスタイルが若い人に適した会話方法
女「いいなー」
岡田「週1,2しか行かずに卒業とかいたもんな」
女「それめっちゃ羨ましい、週5行ってる」
岡田「みっちり」

女「みっちり」

440

岡田「サークルは?」

女「一応入ったけど、うーん、あんまりイマイチかな」
岡田「ノリが合わない感じか」
女「うん、楽しくなかった笑」

岡田「孤立コースだな」

ターゲットキャラへのすり替え
女「孤立コース、嫌だ笑」
岡田「彼氏は大学違うの?」

女「バイト先」

岡田「あ、完全孤立コース」

女「うっそ?笑」

441

岡田「うんそれやばいコースだな」

女「えーいやだー笑」

岡田「サークル掛け持ちしてないの?」

女「してるー」

岡田「あーじゃいいね、まったり」
女「うん、まったり友達作ろうかなって」
岡田「うんうん、いきなり飛ばしてもナ」
女「そうそう笑、もう1年半分終わったけど」

岡田「孤立」

女「孤立いやだ笑授業一緒に受ける友達は
いるからなんとか」

442

岡田「うんうん、彼氏同士紹みんなで遊ぶとか」

客観視をもって会話にのぞむそこからぶれないように プットが弱まる。目指すべきはなんでも話せる関係 女「あーW デート的な?」
岡田「そそ」 女「それが回りみんないないんだよね笑」 岡田「意外とみんないないよね」 女「そうそう、欲しいとは言ってるんだけど」 岡田「言ってるだけじゃできねーよってな」 女「ほんとそれ笑、もっと動いてって」 岡田「と、孤立島が申してます」

443

女「孤立島、島になっちゃった笑」
岡田「じゃ合コンとか誘うんだ」
女「うん、彼氏出来る前は」

岡田「でもイマイチか」

女「そうそう、なんだかんだ成立しないね」
岡田「なんかお見合いおばさんみたい」
女「笑ほんとだよ、お世話係」
岡田「実はみんな居たりしてないわないだけで」
女「え、やめて笑それはさびしい」
岡田「でも彼氏できたとたん、パッて離れる子も
いるもんな、変わっちゃって」

444

女「あーいるね」

岡田「でもいいじゃん、大学1年で彼氏もいて
完璧じゃないですか」
女「バイトは楽しい笑、バイトばっかりになってる」
岡田「あーそれすげーわかるわ、バイト仲間ってなんで盛り上がるんだろうね」
女「ね!飲み会とかも大学より全然楽しいし」
岡田「色んな世代いるしな」
女「そうそう、三十歳とかの人もいるし、同じ年もいるし」
岡田「メチャメチャな飲み会になるよなバイト」
女「ほんと笑すごい盛り上がって、この前も誰も記憶ないみたいな日があって」
岡田「わかるわー、居酒屋迷惑なタイプ」

445

女「ほんと、カラオケだったんだけどもう二度とこないでって思われたと思う」
岡田「顔写真はっておるかもよデキンメンバーつって」
女「うける笑それはやばい店長に怒られる」
岡田「店長もデキンだったりしてな」
基本的に悩みの少ない楽しい時期なのでそれぞれの会話もポップに
広げていく。先月の子の様な例外はたまにいるが。

446

4、女子大生3年~4年

岡田「今何年生?」

女「3年です」

岡田「あ、じゃもう就職だ」
女「そうなんですよー、早い」
岡田「早いよなー大学は」
女「うんもうあっというま」
岡田「この前入学式だったのにな」
女「ほんとそんな感じ笑」
岡田「大人の階段登りますな」
女「登りますよー嫌だなー」

447

岡田「やっぱ嫌だよな社会人」
鉄板の流れ、ただし使いすぎてセリフの様にならないように
女「うん、暗いイメージしかない笑」
岡田「大体は決めてるの?」
女「うーん、なんとなく」
岡田「そっかそっか、結婚」

女「結婚したいよ笑」

岡田「彼氏と結婚」

女「その前に作らなきゃ」

岡田「あー、あー、あー、」

女「ちょっと笑別れたからね。いたんだけど」

448

岡田「あー、あー、」

何もしてないのに引き出せる相槌
女「やーでも相手社会人だったんだけど」

岡田「うんうん」

女「いつも疲れて眠い眠い言ってたし」
岡田「忙しい人だったんだ」
女「会社がね、帰りが遅いみたいで」
岡田「うんうん、じゃますます社会人のイメージが」
女「そう悪い笑すごい大変みたいな」
岡田「落差激しすぎるんだよな大学と」
女「ねー、それ元彼も言ってた」

449

岡田「あ、学生気分と全然違ね、うって?」
女「そうそう、お前も就職したらわかるよ的な」
岡田「それちょっと嫌だね言われたら」
ターゲットの心理を見極めながら
女「ねーわかんねーよ、って働いてないんだから笑」

岡田「確かに」

女「そんな上から言われても、ね」
岡田「自分が大変だと、人にも大変さを解って欲しい
って心理なのかね」
方向性が決まったらのっかる
女「うん、多分そうだと思う。いいなーお前はサークルとバイトでみたいな」

450

岡田「お前も通ってきたみちだぞーってな」
女「ほんとそうなんだよね。なんでそういうこと言うんだろ」
岡田「じゃ、ふったんだ」

女「うん」

岡田「酷い」

そしてすりかえ。何気にこれは特別視になる。
彼氏より上の立場
女「酷く、ない笑」
岡田「まあでも楽なところがいいね、働くにしても
時間が一番大切だから」
女「そうだよねー、残業とか、休日出勤とか

451

そういうのは絶対嫌だ」

岡田「うんうん、多少給料安くてもぬるーいところ探したいね」
ターゲットのニーズはどこかを見極める技術とそれを言葉にする
スキルを磨こう
女「ぬるいのがいいなー笑なんてまだ何にもしてないけど」
岡田「でも、こういうのがいいってイメージがあるなら
いいんじゃない?やみくもに活動するより」

女「なのかな?」

岡田「うんうん、こういう感じで生活送りたいって
考えがあるなら、それに沿って探すとね、落差がないというか」
女「あ、なるほど」

452

岡田「うんうん、会社名とかで選ぶんじゃなしに」
女「なるほど、めっちゃ楽なとこ、希望笑ふざけてる」
岡田「笑そういうとふざけてるように見えるけど
大事よね、ほんと、時間があって、ストレスがないって」
女「そうだよね、毎日疲れたとか言いたくないもん」

453

5、専門学生(短大)

岡田「何専門?」

女「声優」

岡田「声優?」

女「そうそう笑」

岡田「声優って、あの声優」
女「どの声優だろ笑でもそう声優、アニメとかの」
岡田「うんうん、おー凄い、初めてみた、声優の人」
女「まだ声優ではないけどね笑学生だから」
岡田「え、声優さんってどんなことすんの授業」
教えてもらう方向での切り出し

454

女「うーん、発声とかスタジオでアフレコとか」

岡田「おーカッコいい」

女「あとダンスもするよ、なぜか笑」

岡田「ダンス?」

女「そうそう、ミュージカル的な」
岡田「あ、そっか、色んな役があるからか」
女「そうそう、演技力っていうかそういうの」
岡田「なるほどな、そうだよな声がよければいい
ってもんじゃないもんね」
女「そう、演技力凄く大事。ナレーションとかは
また別だけど」

455

岡田「うんうん、ナレーションは向き不向き激しそう」
会話イメージの振り、そして相槌このコンボでいくらでも広がる
女「そうだね、声質で変わってくるかな
あとどんな種類のナレーションをするか」
岡田「あ、カテゴリーでね」
女「そう、真面目なやつとか、はしゃぐやつとか」
岡田「おー使い分けだ」
女「うん、結構難しい。声だけだから」
岡田「表情とかで誤魔化せないもんね」
女「そう、厳しい」
岡田「でも声優目指すってのが凄いよ」

456

女「やーただのアニメ好き?笑」

岡田「オタクからの」

女「オタクからの笑」

岡田「おたくに見えないのも凄い」
女「いやかなりのアニメ好き」
岡田「まじか、おれガンダムで泊まってる」
女「ガンダムも好きですよ」
岡田「シャアアズナブルだ」
女「そうそう笑シャア好き」
岡田「でも初代とかは絵が古すぎて無理でしょ」

女「あー確かに古いよね笑でも SEED とかはそうでもない

457

いけるいける」

岡田「あ、それ全然わかんない笑」
女「笑、かっこいいですよ」
岡田「いやいや本物ですな」

女「本物笑」

岡田「でも好きだから目指すってのがね凄い
オレ10代の頃なーんも考えてなかった笑
ハナタレテたもん」
ユーモアを交えながら本質を認める。
このときも、今の若い人の方が逞しい、考えている
が適切。これが出来ない人は多い

458

女「ハナタレ笑でも本気で声優を目指すってい人が
多くてビックリしてる」
岡田「あー学校?人気あるんだ」
女「うん、本当に多い」
岡田「あれってどうやって仕事につくの?」
女「やっぱり事務所に所属しないとだめ
オーディションとか受けて、あと実力あれば
紹介してもらえる事務所を」
岡田「もう芸能と一緒だ」
女「そう、かなり厳しい。だからアイドル要素も
必要なの」

459

岡田「もう可愛くないと売れないわけね」
女「そんな感じ、それありきみたいな」
岡田「なるほどな、ちょっと今ドヤ顔したね」
ターゲットを特別視そして、ポジティブな未来話へ

女「え、してない笑」

岡田「いや売れるでしょ。だって見えないもん声優には
声優にはつーか、一般が考える声優のイメージには
全然見えない」
女「うん、なるべく見るからに、みたいにはならないように
気をつけてる」
岡田「なるほどね、先をみてるのね」

460

女「うん、ギャップないと売れないからね」
岡田「あ、凄いわそこまで考えてるのね」
女「うん、一応ね、なりたいから」
岡田「そのうち2代目ちびまるこになったら
やばいな」
女「笑あの声はだせない」

461

6、浪人生

岡田「え、ほんとに図書館の帰り?」

女「そうそう」

岡田「えーなんかキャラと違う」」

女「いやいや笑、今浪人中だから」
岡田「うそ、浪人生なの?」

女「うん笑」

岡田「待て待て、全然見えない」
本人からするとコンプレックスを感じる場面
すかさず上げるプットで流れを作る
女「どゆこと?笑」

462

岡田「や、最近の浪人生は
そんなに垢抜けてるのね」
女「なにそれ笑おっさん臭い」
岡田「おっさんだからな、やかましーわ笑」
女「笑」
言い合える関係を作りやすい展開
岡田「笑こうなんか昔の浪人のイメージとは違うのね
じみーな感じのさ」
女「あ、くらーいむさくるしい感じ?笑」
岡田「そうそう笑べんぞうさんみたいな」
女「べんぞうさんがわからない笑」

463

岡田「うん、おっさんだからスルーして」

女「笑」

岡田「でも勇気だしたね、女の子少ないでしょ」

女「うん少ないねー、滑り止めは受かってたんだけど どうしても行きたい大学があったから」 岡田「うん、凄い凄い、完全に見直した」 女「笑でも浪人だよ?」 岡田「いや、その選択が中々できないでしょ オレだったらホイホイ行っちゃうもん滑り止め」 ターゲットへの特別視。あなたの選択は正しい。を伝えていこう 女「あーね、どうだったんだろ?って思うけど今は笑」

464

岡田「やーでも行って後悔するよりさ全然いいよ」
女「うん、行ってやっぱり違うってのはダメかなって」
岡田「そうだね、無駄になるもんね」
女「そうそう、浪人もお金かかるけど笑」
岡田「いやでも学費と考えたらね」
女「うん、確かに私立だったし」
自分話の挿入。フック話はこれがしやすいのも特徴
岡田「オレの友達でもつってもずいぶん昔だけど女の子で浪人して
1年で国立受かってたよ、周りに女が少ないから
逆にやらなきゃってなったって言ってた」
女「そうだよね、それ凄いわかる」

465

岡田「あ、そうなんだ」

女「うん、周りほとんど男の子だし、女で2浪なんてさすがに居ないしさ
ほとんど」
岡田「うんうん」
女「なので、1回できっちりと受かりたい」
岡田「や、絶対大丈夫でしょ、オーラが勝ち組だもん」
女「オーラが勝ち組笑」
岡田「受かるオーラつーの?なんか
幸せオーラみたいなやつ、どよーんとしてるとさ
あーダメだろうなって感じがするけど」
女「しない?」

466

岡田「うん、よっぽど現役の方がどよーんとしてる笑」
ターゲットが敵視しやすい対象を使って、ポジティブな未来話を展開していく

467

7、人妻

岡田「ほんとに結婚してるの?」

女「してるよー」

岡田「なかーま」

既婚の場合はここでしれっと出して正解
相手が話しやすくなる。独身の場合は「先輩」でもいい
女「え、してるの?だめじゃん笑」
岡田「こんなオレでも出来ました」

女「何年」

岡田「もうすぐ5年」

女「あー同じくらいだ」

468

岡田「なんでちょっと嫌そうなんだよ笑」
言い合える関係を構築しやすくなる振り

女「嫌じゃないよ笑」

岡田「笑家事してないでしょ」

女「してるしてる笑」

岡田「いーやその手はしてない、家事してたらそんな綺麗な手はしてない」
女「いやいやいやメンテ、メンテ、頑張ってる笑」

岡田「ぬりぬり」

女「ぬりぬりしてる笑」

岡田「そっか、どうすか結婚は」
女「えーどうだろ、暇?」

469

岡田「あー専業?」

女「そそ」

岡田「そら暇だ子供いないんでしょ」
女「うん、いたらここにはいないね笑」
岡田「確かに、家か公園だ」
女「そうだよね、いる?」
岡田「うん、うちはいるよ」

女「男の子?」

岡田「そそ、2歳だけどねまだ」
女「やーちっさい、一番可愛いときだ」

岡田「オレな」

470

女「いや、息子さん笑」

岡田「あ、息子か笑」

女「笑そこ間違えないから」
岡田「間違えないな、結婚記念日覚えてる?」
人妻相手に振りやすい、旦那話の仕掛け
女「うん、一応笑」
岡田「お、エライ、合格」
女「合格笑ありがとう、特になにもしないけどね」
岡田「しないよな」

女「うん、しないねー」

岡田「デートはしてる」

471

女「うーん、たまに?映画行くくらいかな」
岡田「でも今のうちじゃん旅行とかいけるの
生まれたらしばらくはね、面倒だよ」
女「うんなんだけどね、仕事も忙しそうだし」
岡田「家に帰ってこないか」
女「帰ってはくる笑そこ大事」
岡田「帰っては来て欲しい」
女「うーん、帰ってこないと問題だよね」
岡田「確かに、大問題だな」
女「笑うん、大きな問題になっちゃう」
岡田「え、暇なときしてんの?ヨガ?」

472

女「え、なんだろうなぜヨガ?笑」
岡田「奥様つったらヨガじゃね?笑」

女「あーみんな行くね、私はネイルとか
友達とお茶したりとか」
岡田「うーんセレブ」
女「そんなことないよ笑地味地味」 岡田「暇だと働きたくならない?暇つぶし的に」 女「なるなる、社会に出たくなる笑」
岡田「そうだよな、元は OL さん?」 女「うん、働いてた、会社も戻っていいよって言ってくれてるから」 岡田「あ、そうなんだ」

473

女「うん、どうしようかなって」
岡田「でも戻ると子供が難しいのか」
女「そうなんだよねー、でも思ってたより今すごい暇だから」
岡田「うんうん、結婚してるとね、焦りもないしね」
女「そうなんだよねーだからのんびり働いてもいいかなって」

岡田「旦那さんは?OK って?」

女「うんどうだろう聞いてない笑」
岡田「あんまり会話しねーのか」
女「うん、家にいないしねほとんど」
岡田「わーめっちゃ可哀想になってきた」

女「笑コナンとかみてる HULU で」

474

岡田「コナン笑」

女「面白いの、ダラダラみてる笑」
岡田「それはそれで、なんかかわいいな」

女「笑やばいよね」

岡田「やーそれは社会でたいね」

女「笑出たい」

岡田「もう明日から働きなさい」
女「えー相談してみようかな」
岡田「でも夜遅いわけでしょ帰り」

女「そうそう」

岡田「なら言わなくても大丈夫そう」

475

女「笑さすがにそれは不味い」
岡田「まあ確かにあとは趣味に走るとかね」
女「ねーなんか探そうかな、なにかない?」
岡田「えーなんだろうコナンとか」
女「それはもう観てるから笑」
岡田「笑でもこの暇なキャラっていいねなんか」

女「よくないよー笑」

岡田「昼間からコナンとか可愛いじゃんほんわかする」
ターゲットの今の生活を否定しない
旦那を悪共有しない
心理を代弁する。この3活用

476

8、リクルート就活生

岡田「笑、たまにすげー面倒臭くなりません?就活」
女「就活ですか?」
岡田「うん」
女「そうですね」
岡田「もういいやって」
女「笑すぱーんと、遊びたくなりますね」
岡田「なりますよね」
女「はい」
岡田「どっか、一社」
女「はい」

477

岡田「めちゃくちゃやってみたらいいんすよ」

女「めちゃくちゃ?笑」

岡田「うん、ぶっちゃけ、私は、ココの会社では、勿体ないくらいの人材だと思うんで
すけどぉ」
女「笑」
岡田「こういう時代ですし、ちょっと受けてあげようかなって思って」

女「笑」

ターゲットがスッキリするユーモアトークの定番
この手法はあらゆる場面で使える。
岡田「というね」
女「笑、結果が、目に見えてるんですけど」

478

岡田「なんだけど、度胸づけにね」

女「あぁ」

岡田「うん」

女「そしたら、そのあとは緊張がとけて」
岡田「そうそう、どーでもいい会社」

女「笑」

岡田「どーでもいい、会社受けて、」

女「笑」

岡田「とにかく、ネタというネタをやってみる」
女「それでもありかもしれない」
岡田「でも多分御社には、私を採る勇気はないと思うんですけどって」

479

女「笑」

岡田「笑」

女「笑、すっごい、すっごい上から」
岡田「上から、上からうん」

女「笑」

岡田「会社のダメだしをするとかね」

女「返されますよ笑」

岡田「笑、今、あれすかマニュアルとかあるんですか?」

女「うーん」

岡田「どういう面接が優秀、いけてるんすか?」
女「なんか、自分らしさとか、大切らしいですよ型にはまらず」

480

岡田「マニュアルじゃなく」

女「うん」

岡田「みんな同じ事いうから」

女「そうなんですよ」

岡田「じゃやっぱ悪態系ですよ」

女「笑」

岡田「ど S 面接で」

女「笑、ちょっと勇気ないですけどね」
岡田「笑こ、この子は、って思うかも知んないよ」
女「笑印象には残りますよね」

岡田「ネタ」

481

女「笑」

岡田「そうだよな、でも自分らしさを追求しちゃうと、見失っちゃいそうですもんね」

女「なんかね」

岡田「あんまりね」

女「結局、あたりさわりないことしか笑」

岡田「なっちゃうよね」

女「笑そうなんですよ」

岡田「そうなんだよ、だから別に入んなくていいやって思ってね」

女「笑むしろ?」

岡田「うん」

女「笑」

482

岡田「ほんとに、おめーの退職金稼いでやるよ、くらいの」

女「笑」

ターゲットの苦悩を引き出す、聞いてあげる
そして、スッキリさせるこのバランスを目指す

483

9、新卒社会人

岡田「おー新人か」

女「そう新人、新人笑」

岡田「どうですか新人からみて会社は、
使えそうなやついる?」
会話のユニークな切り出し方。立場を変えてフルパターン
女「使えそうなやつ笑みんな先輩ですけど」
岡田「あ、そっかそっか笑」
女「そうそう私が一番使えない」
岡田「いやいやんなことないでしょ、
下手に仕事できるおばさんがいるよりね」

484

女「笑」

岡田「会社も、若い人が居てくれたほうが」
女「どうなんですかね笑」
岡田「そりゃそうでしょ、なんかね」

女「はい」

ターゲット特別視、先輩悪共有の流れを生みやすい
自分話の挿入
岡田「海外の実験で、若い女がいないいくつかの職場を
ピックアップして、それぞれモデルみたいな女性を配属したんだって」
女「はい笑」
岡田「そしたら、全部の職場で売上が上がったらしい目に見えて」

485

女「笑頑張るんですかね男の人は」
岡田「そうそうはりきるんじゃない、男は」
女「なるほど笑単純ですね」
岡田「単純、単純、男なんて単純よほんと」
女「一人、男の先輩なんですけど」

岡田「うんうん」

女「その人は凄くまめに面倒みてくれて、別に担当じゃないんですけど」

岡田「おっとー」

出てきたら丁寧に相槌を打ち(丁寧といっても本当に丁寧の意味ではなく
適した相槌をという意味)
女「笑、ちょこちょこ話しかけてくれます」

486

岡田「あーもうターゲットオンされてるね」
女「されてるんですかね?それって笑」
岡田「いいじゃん満更でもないんでしょ?」

女「うーん、どうだろ」

岡田「彼氏は大学生だっけ?」

女「いえ、今いません」

岡田「おーじゃいいじゃん、いっちゃえよ」
客観視した会話を徹底して素を引き出す
女「や、まだ誘われてもないので笑」
岡田「つかいきなり行ったら怖いか笑」

女「はい怖いですよ笑」

487

岡田「女の先輩の目も厳しそう」
相手がプットしやすい誘導
女「あ、そうです怖い先輩もいるので、ちゃきちゃきしてる」
岡田「チャキチャキの女先輩笑」
女「はい凄く元気が良い」
岡田「あー、目に浮かぶいそう」
女「お姉さんって感じで」
岡田「それ、男の先輩といい感じになったら
一気に態度変わったりしてね」
女「あ、なんだコイツみたいな笑」
岡田「そうそう、新人のくせにみたいな」

488

女「えー大人しくしておこう」
岡田「まずはね、会社の全体像、把握するまでは笑」

女「はい、大事ですね」

岡田「うん、どことどこがどんな関係かわからないもん」
女「うん、まだ見えてないですね」
岡田「でもその男の先輩いいなー積極的で解りやすくて」
女「それ目的なんですかね?」
岡田「どうなんだろ、いや、後輩が可愛くて世話してるうちに
いいなーとか思うのはよくあるんじゃない」
女「あーなるほど」
岡田「そそ」

489

女「新人キラーとか笑」

岡田「あーじゃ、急がないと、次が入ってくるまでに」
女「笑それどういう戦いですか」
この様に、その環境に対して、ターゲットがどういう心理かをセオリーをベースに
見極めるのがフック会話の基本といえる

490

10、3年目あたりの OL

岡田「もう長いの?」

女「今4年目です」

岡田「おー辞めずに」

女「辞めずに笑」

岡田「エライ」

女「なんとか、続けてます笑」

長め OL に対する典型的な切り出し

岡田「うんうん、彼氏も同じ職場?」

女「いえ、全然別の」

岡田「別なんだ」

491

女「はい」

岡田「いいね、長いの?

女「1年くらいです

岡田「おー、じゃあ笑」

女「笑なんですか」

岡田「そろそろ結婚」

深く男女会話へ移行

女「やーどうなんだろする気あるのかな?笑」
ターゲットのプットから方向性を決める
岡田「あ、自分はオッケーなんだ」

女「うん、言われたら」

492

岡田「寿」

女「寿退社したいですねーいいなー」
岡田「むしろそっちの方がしたいっていう」

女「そんな感じ笑」

岡田「まあそうだよね」

女「うん早く辞めたい笑」

岡田「ぶっちゃけね」

女「うん」

岡田「よし言わせよう彼氏に」
女「え、プロポーズ的な?笑」
岡田「そうそう、大作戦」

493

このシチュエーションで鉄板会話組み立て
作戦考えるパターン
女「えーどうなんだろ」
岡田「そういう話しないの」
女「しないですねー、なんか催促してるみたいで」
岡田「ああ確かにプレッシャーか」
女「うん、私からはちょっと」
岡田「じゃまずは謙虚にゼクシィを目の前で読む」
女「それモロじゃないですか笑」
岡田「定期購入しちゃう」

女「する気満々笑」

494

岡田「過剰アピール」

女「やばいですね笑」

岡田「新婚さんいらっしゃいを必ず観る」
女「あ、でもでも、この前」

岡田「うんうん」

女「丁度サプライズプロポーズ?みたいなの」

岡田「おー」

女「に出くわしたんですよ、デートしてて」
岡田「おおいいね、なんつってた」
女「んーと、恥ずかしくないのかな?ってぽつっと」
岡田「笑やばい、受ける」

495

女「笑わたしええーーーって思って」
岡田「やーでもその彼氏いい人よ」

女「そうなんですか?」

岡田「なんか感性がいい、サプライズってしかも人前ってちょっとさ
うすら寒いというかそういうの無い?」
現役彼氏を悪共有しない。むしろ逆、
愛するべきキャラとして扱う
女「あ、わたしもそれはいやかな」
岡田「たまにいるじゃんディズニーとかでも」

女「はいはい、いますね、youtube とかで」

岡田「そうそう、ああいうのする男はちょっとどうかと」

496

女「たしかに勢いに助けを借りてる感じですよね」

岡田「そうそう」

女「やっぱり2人きりでひっそり言われたいなあ」
岡田「イメージしてそうだな笑ぷろぽーずされる」
女「や、そこまではしてない笑ただそのときあ、この人する気ないかもって笑」

岡田「思った?笑」

女「うん、ちょっと」

岡田「やーそれはないでしょ、単純にオレはこういうのやだって
気持ちがあるわけだから、逆じゃないかな」
女「ああーなるほど」
岡田「そうそう」

497

女「おーそう言う考え方もありますね」
岡田「うん、もしする気ないなら、すげー沈黙になって
変な空気になりそう」
女「えーそれは悲しい」
岡田「で、それは上手くいったの?プロポーズ」
女「うん、多分、受け取ってたから」
岡田「あとでガシャーって投げつけてたりしたな、恥ずかしいんじゃーつって」
女「笑こんな場所で辞めてって」

岡田「そうそう」

感性の一致もとれるものはとっておく

498

11、キャリア長めの OL

女「もう8年たつから、今の会社入って」
岡田「あ、凄いねそれは」
女「うん、辞めずになんとか」
岡田「この離職率の高い世の中で笑」

女「うん笑ずっといる」

岡田「やー会社は助かるなそれは」
女「なのかな?笑給料安いけど」
岡田「もう上げてあげて」

女「上げて欲しいー笑」

岡田「がっつり上げてあげて」

499

女「社長にいって笑」

岡田「匿名で手紙書いとくわ笑」
女「それ私が書いたと思われそう」
岡田「笑社長もビックリ」

女「もうビックリだよ」

この属性に対する、最もやりやすい
男女話の挿入方法
岡田「え、役員とつきあってるとか?」
女「まさかまさか、役員なんておじさんばっかりだし」
岡田「不倫になっちゃうか」
女「不倫になっちゃうよ」

500

岡田「え、でも8年いたら不倫の1度、2度はね」
女「ないないない、逆にやったらいられなくない?」
何かでてきたらラッキーの振り
岡田「えーどうなんだろ、実は社長の愛人でしたみたいな
社員さんいない?」
悪共有がでてきたらラッキーの振り
女「あーそういう感じの人はいないなあ、なんていうかみんなパパってかんじ
普通のお父さん」
岡田「もう娘視点じゃん」
女「ほんとだよ娘みたいになってる笑」
岡田「いなくなったらみんな泣いちゃうだろうな」

501

女「それ最近いわれて、お嫁にいくなよみたいな笑
冗談だけどさ」
岡田「いいねー仲良いの、普通の会社だったらセクハラ
って言われる場合もあるからね」
女「もう長からほんと家族みたいになってる笑」
岡田「でもそれさ逆に出会いがなさそう」
固執せずに切り替え新たな展開を作る
女「全然無いよ笑」

岡田「だよな」

女「うん笑、そういう風にならない」

岡田「あ、なるほどね」

502

女「うん人間関係できちゃってるから」
岡田「うんうん、もうクラブ遊びだな」
女「笑でもそれだとさ結婚相手とかじゃないでしょ?」
岡田「いや関係ないでしょ出会い方なんて」

女「そうかなー」

岡田「嘘つけば、親には笑」

女「笑ばれる」

岡田「口裏合わせて」

ターゲットを客観視した、作戦パターンの会話は
特別視を忘れがちなので気をつけよう

503

12、バリバリの総合職 OL

岡田「何系?」

女「渋谷で働いてる」

岡田「あーはいはいはいわかった」

女「え、なに?笑」

岡田「もう完全わかった」

女「なになに笑」

岡田「そのバッグに、そのカッコに、渋谷ときたら」

女「渋谷ときたら?笑」

観察イメージとこれまでの言動で、ある程度読めるときは山をはった
流れもいい、違ってもそのネタでもり上がり、また本題に戻ればいい

504

岡田「やたらわちゃわちゃしてる会社でしょ」
女「うん、わちゃわちゃはしてるかな笑」

岡田「色々お騒がせな」

女「うんうん笑」

岡田「笑、SNS 大好きな」

女「うんうん、みんな好き笑」
岡田「じゃ、超多忙じゃん」
女「うん、すっごい忙しい」
岡田「だよな、すげー根性ある」
女「うんでも同期がみんな仲いいからでも」

岡田「楽しい」

505

女「うん、楽しいしやってける」
岡田「やーでもいいよね若いうちはガッツり働いて
ガッツり遊んだ方が」
女「うん、絶対そうだよ今しかないし」
岡田「ね、しっかり稼いで」

女「そうそう」

岡田「酒かっくらって」

女「飲んで笑」

岡田「記憶なくして」

女「それはまずい笑たまにやらかすけど」
岡田「や、それでバランス取ってるんだよ多分」

506

女「ストレスみたいな笑」

岡田「そうそう」

女「忙しいときは本当に帰れないレベルだから」

岡田「あ、そうなんだ」

女「うん、凄いね。社内が凄い雰囲気」

岡田「殺伐?」

女「ううん、体育会系笑」

岡田「あーなるほど」

女「そうそう」

岡田「最高じゃん、そういうの」

女「うん、私は好き」

507

岡田「やな人は辞めるしね」
女「そうそう、会わない人は去る。そういう人が残る」
岡田「もう最後はラグビー部みたいになってそう」
女「あー近いものあるかも笑」
岡田「じゃ、肉食だらけでしょ、男も女も」
流れにのって、自然な男女話の挿入

女「うんやばいねー笑」

岡田「わーえろい」

女「えろいって笑、でも私はもう落ち着いてる」
岡田「昔はね、ちょこちょこ食って」

女「色々あったね笑」

508

岡田「で、生き残ったと」
女「生き残った笑、生き残ったのかな?笑」
岡田「じゃ新人みてたら青いでしょ」
女「青いねー、眩しいね笑」
岡田「うえーい真っ盛りだもんね」
女「ほんとそう、うえーい系しかいない笑」
岡田「あんたも昔はそうだったのよ」
何でも話せる、何でも受け入れてくれる印象付けを
直接的なアピールではなく行う
女「ほんとそうだね笑もうあそこまでの体力はない笑」
岡田「笑どれくらいいるの?」

509

女「5年」

岡田「まだまだわけーじゃん笑」
女「いやいやウチで5年はね、長いよ」

岡田「あーそうなんだ」

女「うん、結構離職激しいし」
岡田「なるほどね楽しいけど疲れるんだ」

女「うんかなり」

岡田「でもどこでもいけるでしょ、他いこうと思えば」

女「業界内ならね」

岡田「うんうん、そこで5年もやりましたってね、
結構な実績つーか」

510

女「なのかなー、」

岡田「や、絶対そうでしょ」
本質を認める、これまでのすり替えとのバランスが大事
女「まあどこでも業界内なら受かるとは聞くね」
岡田「外見てみたいなって思う?たまに」
女「他の会社?思う思う」

岡田「よし、いこう」

女「即決笑」

岡田「体育会だから」

女「決断はやすぎ笑」

岡田「がんがんいきましょ」

511

女「笑」

岡田「いつか独立は考えてるの?」
女「ぜんぜん、そんな、普通に結婚して仕事しないでいい」
岡田「あーじゃね、ある程度やって
あとは真面目そうな会社うつって、旦那さがし」
女「笑あ、それいいかもね」
岡田「ね、頭よさげ」
女「うんうん効率いい笑なんて」
岡田「つってな、10年後も渋谷いたりしてな」
女「それだけは絶対いや笑」
勢いをつけた会話で未来話を行う。それと平行してキャラへのすり替えも両立させれば

512

丁度いいブランドが出来上がる

513

13、CA

女「CA ですね」

岡田「あ、そうなんだ、それでなんつーんだろ 独特の雰囲気あるのね」
女「それはいい雰囲気?笑」 岡田「うんうん、なんかこう品がある、気品がある 品がこうがーっとまとまってる」
ユーモアを挟みながら CA に適した褒めプットで会話を切り出す 女「品がまとまってるってなんですか笑」 岡田「なるほどね、国際線?」

女「ううん、国内線です」

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岡田「あそっか、じゃいいね時差なくて」
国内線、国際線双方の会話展開を抑えておこう
女「うん、でも細かく飛ぶから結構きつい笑」
岡田「多い日どれくらい飛ぶの」
女「酷いときは、羽田沖縄羽田千歳泊とかありますよ」
岡田「え、もう日本横断してるじゃん」
女「そう、日本横断笑、本当に忙しいときはですけど
それでも3便くらいは飛ぶので」
岡田「わー過酷」
女「そう過酷なんですよ思ってたより」
岡田「現地とまるじゃん」

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女「はい」

岡田「その夜は遊びいけるの?」
教えてもらう方向性で、ターゲットの大変さを引き出す
女「最初の頃は行ってたんですけど」

岡田「うんうん」

女「今はもう寝るのが先決っていうか笑 とにかく体力回復みたいな」 岡田「わー大変だ、そんななんだね」 女「そうなんです。」 岡田「全然みえないのにね、乗ってる側からするとさ みんなピシっとしてるから」

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そしてそうは見えないことへの努力りもフォローする
この手の職種は職業全体の上げをさりげなくできるとベスト
女「実際裏でグタグダですよ笑」
岡田「あーそのグダグダ観てみたい笑」
なんでも言える印象付けを行っていく
女「笑見せられないくらいグダグダしてます」
岡田「じゃいずれ国際線いくの?」
女「うん、少しは楽みたいだし」

岡田「あ、そうなんだ」

女「1日何便もってのはほとんどないから」
岡田「あ、1回が長いもんね」

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女「そうそう、シフトが少し楽になる
ただ自分たちでは選べないんですけどね」
岡田「そっか何年かとんだらいけるんだっけ」
女「そう基本は2年」

岡田「なるほどね」

女「うん」

岡田「なんか仕事の話してると落ちたね」

女「思い出して笑」

岡田「あ、そかそか笑そんなか」
本音を引き出すために誘導。フックがあれば出てくる
女「はい、今は本当にきついですね、国内線が続くなら

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辞めてもいいかな」

岡田「なるほどね、目指してる人は多いけどね CA

フォロープット

女「人気ありますよね、今も、でもいうほど華やかじゃないし きつくてがっかりするんじゃないかな。」 岡田「でもなれなくて解らないより、なって解って辞めたりするほうが 意味は全然違うよね」

ターゲットの本質、これまでの経験を認める
女「うん、経験としては凄く良かったと思う
あちこちいけたし」
岡田「あ、もう辞める前提笑」

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女「そんなテンションです笑」
岡田「ね、だってその品もね、余りある品も身につけたし」

女「笑役には立ってる」

岡田「そうそう、あとモテるでしょ」
女「モテるのかなー?笑合コンとかのお誘いは
多いけど、きつくて忙しくて行く気がしない」
岡田「毎日化粧だしね」
女「そう、オフのひはのんびりしたい家で笑
肌も休ませなきゃ」
岡田「この前国内線のったときにさ」
自分話の挿入を兼ねて、感性の一致、悪共有を行う

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女「はい」

岡田「飲み物聞かれて、異常に迷ってる人がいてさ」

女「あー笑」

岡田「CA さんちょっと顔にでてハラハラした笑」

女「はやくしてーというか決めといてーって思ってますね絶対笑」
岡田「前から見えるからね、何があるか大体」

女「そうそう」

岡田「毎回どこも同じだしね種類」
女「ね、コーヒーか、お茶か、ジュースか」
岡田「決めとけよってのは思うわ」

女「業務いっぱいありますからね、その CA さんもいっぱいいっぱいだったんだと

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思う」

岡田「なるほどね」

女「2列あって片方が凄く遅れてると あ、やばいなってなるし」 岡田「あ、そういうのあるんだ笑」 女「あるある笑同乗した CA にもよるけど」 岡田「きつい人だとね」 女「そう、最悪笑この前のフライトのときに」 岡田「うんうん」 女「やたらコール押す人が乗ってて」 岡田「たいしたようもないのに」

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女「そう、なんかサービスの先読みをするお客様で」

岡田「なにそれ笑」

女「何時着だっけ?とかご飯なに?みたいな」

岡田「あー面倒くせー」

女「もうちょと待ってくれたら来ますからって
やらなきゃいけないことがあるからこっちも」
岡田「そうだね」
女「空気呼んでってみんなでブーブー行ってました」
岡田「グダグダブーブーか」
女「グダグダぶーぶー笑本当に、どっと疲れた」
岡田「話したいんだろうなあ」

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女「でしょうね笑」

岡田「そう考えるとカワイイ、面倒だけど」
女「セクハラっぽい人もいますよたまに」

岡田「あーそうなんだ」

女「うん、ちょいって触ってくる」

岡田「あーいそう笑」

女「え?ってなる、今触った?って」
岡田「どうすんのそういうとき」
女「ちょっとにらむ私は笑」

岡田「まあそうだよな」

女「うん、笑顔はみせない、舐められるから」

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岡田「いや正しいよ、本人はわかってるからね」
女「うん本当だだめだけどね、睨むのは」
岡田「いや、触るのがもっとダメでしょ」
女「そう、最悪降ろせますからね」

岡田「そうだよな」

女「はい。最近は厳しいし」
岡田「ほんと色んなやつがいるんだな」

女「いますねー」

CA の場合は他の職種と比較して、悪共有客をぼろぼろには言わないので 其のあたりのさじ加減をあわせるのがコツ

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